ヨローの雑記 

雑記 自分の脳内の声との戦い

見つからないことでの分岐点

お疲れ様です、ヨローです。わかってないフリしてるとわからなくなりますね。

 

最近ドラマMIU404を視聴した。結論から言うと面白かった。アンナチュラルの脚本を担当された方が脚本をしていて、気になっていたけどリアタイはしなかったのだが見るきっかけがあり視聴した。

男のバディもの、めちゃ滾るが。妄想しちゃうが……。

星野源ってこんなかっこよかったんかと知り、自分ってものごとを人の3.4年は遅れて知るんだなとすこし後悔した。冷静でいて、あれこの人もブレーキが壊れている?と感じさせる不安定さが入り混じった役を見事に演じていた。

綾野剛もかっこよかった。彼は映画怒りで同性愛者の役をしており、その時の役は儚くて独特の魅力があったのだが、ドラマでは真逆の快活で人情深い役を演じていた。綾野剛は最初からパリピとして生きてる人にしかできない表情をしていた。そう、パリピは口の中や舌を人に見せるような表情をするし、抵抗がない。これだけは人生の中で確信がある。しかも全然違和感なくてびっくりした。俳優すごい……。

 

MIU404を一通り見た感想は、見つからないことで起きること、過去にどう落とし前をつけるかについてだ。

犯罪をすると隠れたくなるし後ろめたいし、人を欺くことや疑うことが増える。犯罪じゃなくても、自分の不都合を相手に隠すことで一時の安寧を得ようとする。その時はよくても嘘をついたことや逃げることで、心身が追い詰められてゆく。

貸出倉庫で暮らす人が殺された事件や、生徒が警察を巻き込んだ事件を思い返すと、罪を償えなかったことが後々の人生に大きく響いてしまう苦しさと後悔を感じた。相手の罪を暴くことは相手を見つけることでもあって、見つからない人生は自分を省みれない状態が続くことなのかなと思った。