ヨローの雑記 

雑記 自分の脳内の声との戦い

ラバーズアイが気になる

こんばんは、ヨローです。

 

最近クレイジージャーニーでアンティークジュエリーのバイヤーさんのお話を見ました。こういう好きなことで生きてる人の表情ってキラキラしてて、羨ましいなあ〜と思います。好きじゃない仕事しててもその人の性格の良さを感じます。ようはプロフェッショナルかによりますね。

そこではイギリスはアンティークが充実していて、世界中のバイヤーがアンティーク目当てに来ていることを知り、まじで?行きた〜いとなってます。イギリスの街並みも綺麗ですな。

サインドピースと言った業界用語も知れてホクホクやで!ほんま。

 

そこでラバーズアイというアンティークジュエリーを見た瞬間にえ?素晴らし!と衝撃的でした。

目が描かれたブローチやジュエリーを意中の人に贈る。それはずっとあなたのこと見ているよというサイン。めちゃくちゃドラマチックさと執着を感じます。しかもそれを贈るのは悲恋で結ばれないからこそジュエリーだけはって贈るらしいんです。贈り合うこともあるらしい……。

え、これつけてる=結ばれない相手がいたってこと????なにそれなにそれ。うわ〜〜貴族やっば〜〜〜い。

ジュエリーにおける貴族の遊びや贅沢ってすごい。庶民が考えないことやってる。お金ありすぎて概念バトルしとって狂ってる……すごい……

目を描いて装飾品にするって発想なかったので、ほんと過去の出来事にあやかった方がいいと思いました。一瞬だけ。

ラバーズアイの画像を見ているのですが、成り立ちが悲しいものなので、なんとはなしに悲しく感じるんですよね。こちらを見つめていたり、目線が合わなかったりしてるのですが、どこかみんな力があって怖さを感じるほどです。なーんか熱を帯びていて、虚無的ではないこちらを見ていると感じられる目の描写。描いたのは画家だろうか?ラバーズアイ作成を依頼した目の前のクライアントの目はきっと、贈る相手を思いながらだと思うから、どことなく熱が帯びてたんかな。

絵画の暗黙の了解のなかに絵画に出てくる人たちはこちらを見ないところがあるじゃないですか、鑑賞者は絵画の絵を眼差す特権がある。絵画に描かれる魅力的で肉感的な女性はこちらと目が合わない。だからこそ女性の頭から足先までじっくり見てもどことなく安堵感がある。相手は気づいていないから。そういうある種の立場があったりするなかで、こちら側を見る瞳ってセクシ〜〜ですね。ラバーズアイを見るたびに100年以上前の相手の目を見れるってセクシ〜〜です。目が合うんです。目とはそれぐらい強力に人間に作用するんですね。ほんとほんと。

目の前にラバーズアイあったら見るたびに緊張が走るような感覚があります。生でみて〜〜〜な。

目を取り囲むように真珠が飾られてたり、目の近くに涙のような真珠が埋め込まれてたり。ほんと綺麗だし悲しい〜〜な。そういうゴシップ的な楽しさもラバーズアイは秘めていると感じました。

 

ラバーズアイ、現代版が欲しい。

象牙に絵を描いてクリスタルロックで絵を閉じたり、エナメルだったり、七宝焼きで描かれていたりと色々やり方はある。私的には象牙に絵を描いたラバーズアイに惹かれる。瞳が透明な石に閉じ込められてキラッと輝くのが所有欲をそそる。でも象牙手に入れるの大変すぎやろ。無理じゃない?

俺専用のラバーズアイ作りてえ……ミニアチュールでもいい。俺専用のラバーズアイは飼っている猫の瞳を描くんだ。周辺には真珠と猫の目の色に近い色の宝石をはめるんだ。材質はk18で作って、指輪にする。レジンでもできるけどいい素材で使ってみたい。